この一カ月、早かったといえば早かったし、遅かったといえば遅かった。
あの瞬間にいた場所には、今でも行く度にあの時の事を思い出してしまいます。一カ月経った今も、ニュースで報道される被災地の様子を見ると、今回の地震がいかに大きかったかということを実感する。復興に向けて歩み始める中でも、まだ先行きの見えないこともたくさんある。これからどうなっていくんだろうという気持ちは一カ月経っても拭えるものじゃない、というのが正直な気持ちです。


当初も言っていたけれど、それでも自分に出来ることは限られてるし、それを精一杯やっていくしかないんだと思います。集団意識の強いこの国だから、つられて悲しみにひたってしまうこともあるけれど、その意識を違う方向に変えていけたらな、と思う。うまく言えないけれど、みんなで協力しよう、って全国が一丸となれるのはうちの国の良いところでもあると思うので。



今日のぜろでは、翔さんが現地入りをしていました。言葉を発する度、目がうるんでた。あのテレビ越しに見るだけでも凄さを感じる瓦礫の山を、被災地の様子を実際に目にすることで、感じたことがたくさんあったのだろうと思います。きっと翔さんは自分から現地入りを志望したんじゃないだろうか。明日も収録があるみたいなのに、それでも。翔さんという人は、本当…どこまでも、すごい、としか言えない。彼が本気を出して向き合っているものに、私もまた向き合えたら、向き合いたいと、そう思います。最後までしっかり観よう。